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更年期の動悸 体験談と3つの対処法

更新日:2月19日



更年期になって夜動悸が出る、更年期になってから息切れがひどい…そんなご相談をいただくことが多いです。動機って本当に辛いですよね…止まれ~と焦れば焦るほど動悸がでてくるのですから…私もかつて動悸が出ていたので、お辛い気持ちはよくわかります。


今日は更年期の動悸の原因と対処法をお伝えします。


Youtubeでもお話ししてますので、聞きたい方はこちらの画像をTapください。



こちらは音声ラジオでもお伝えしてますので、音で聴きたい方はこちらのリンクからお聞きください。


<目次>

更年期の動悸の症状

更年期の動悸の体験談


更年期の動悸の原因


更年期以外の動悸の原因


更年期の動悸の3つの対処法


更年期のストレスが原因の場合は


更年期の動悸の症状


こちらは良く聞く症状になります。


‐夜寝ている時に突然胸がドキドキする
‐ドクンドクンと心拍数を強く感じる
‐動悸と共に息苦しさを感じる

勿論、こういったことは心臓など検査をしたけれど特に異常がないという前提に立っています。もし検査をしていないのであれば、まずは心臓についての検査を受けましょう。


更年期の動悸の体験談


更年期の動悸についての具体的な体験談をお寄せいただきました。

苦しさは感じないのですが、横になっている時に心臓の鼓動が早くなることがあります。
時間も比較的短く頻繁というほどでもないのですが週に1.2度経験しています。

ちなみに心電図は異常なしですし、心臓エコーもしましたが問題はありませんでした。

婦人科で相談したところ、更年期による自律神経の乱れの可能性が高いと言われました。


夜になるとなんだか不安感を感じてしまい、動悸が出てきます。動悸が出るので益々不安になります。

しかし、心電図など24時間検査しても異常は見られませんでした。「できるだけリラックスを心がけてください」と医師に言われましたがなかなか…どうしたら良いでしょうか?


更年期の動悸の原因


医師によっては更年期が直接原因で動悸が起こる、と言われる方もおられますし、間接的な要因だと言われる方もおられます。


いずれにしても更年期は自律神経の乱れが出やすくなり、その影響と考えられています。また、更年期の時期には色々なストレスが重なる時期でもあります。


更年期の自律神経の整え方はコチラ


更年期の治療法はコチラ


更年期のストレスとの向き合い方はコチラ


仕事、家庭、友人関係などお悩みはありませんか?一つだけの原因を特定するのは難しいですが、更年期に動悸の悩みを抱えておられる方は沢山おられます。


更年期以外の動悸の原因


動悸というのは大きな病気が隠れている場合があります。


心筋梗塞や狭心症 (冷や汗や吐き気などを伴う)
肺気腫 (息苦しさを伴う)
甲状腺機能亢進症 (手の震えや体重減少を伴う)
肺の血管が詰まるエコノミークラス症候群(肺塞栓症)
薬の副作用
脱水症状
アルコール

自己判断は禁物です。循環器内科などの受診を検討しましょう。


更年期の動悸の3つの対処法

①漢方薬


更年期の動悸には漢方薬を処方されることがよくあります。よく使われるのが


「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」

体力中等度以下で、めまい、ふらつきがあり、ときにのぼせや動悸があるものの次の諸症:

立ちくらみ、めまい、頭痛、耳鳴り、動悸、息切れ、神経症、神経過敏


「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」


体力中等度以上で、精神不安があって、動悸、不眠、便秘などを伴う次の諸症:高血圧の随伴症状(動悸、不安、不眠)、神経症、更年期神経症、小児夜泣き、便秘



「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」


体力中等度以上で、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のあるものの次の諸症:鼻出血、不眠症、神経症、胃炎、二日酔、血の道症、めまい、動悸、更年期障害、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ、口内炎


になります。


婦人科や更年期外来、漢方外来などで処方してもらいましょう。


②深呼吸


腹式呼吸を意識した呼吸法がおススメです。


  1. 仰向けに寝転びゆっくり口から息を吐く

  2. 鼻から深く息を吸い込む

  3. 再度、口から息を吐きだす

  4. 1~3の動作と呼吸を繰り返す


吐き出してから息を吸うのがポイントとされています。リラックスした形で是非実施してみましょう。もし外にいるのであれば、座った状態でやってみてください。


私もよくやるのですが、緊張感をほぐすときにも使えます。


③ツボを押す


動悸が出た時に押すと良いと言われているツボがありますので、ご紹介いたします。


「神門(シンモン)」





更年期のストレスが原因の場合は


先ほどもお話ししたとおり、更年期は多様なストレスが重なり、更に体調不良もかなさる時期になります。


実際にひどい更年期障害を経験した私にとっての救世主は治療だけではありません。それは「メンタルの安定」と「家族の理解」でした。


更年期の治療である程度緩和されますが、外部にストレス源があるとイライラしたり落ち込みが出たりします。


しかし外部環境をすぐに変えるのは至難の業なので、自分の気持ちの向け方を変えていくのが効果的です。


加えてパートナーがいる場合、パートナーに理解がないと


「なぜしんどいの?」


「気持ちの問題では?」


などと言われて傷つくことも…


しかし、更年期に対する理解がパートナーにあれば、更年期に取り組む姿勢に理解を示してもらったり応援してもらえるようになります。


自分のメンタルを整えたり、パートナーとの間の調整をしていくためには「よりそる」というサービスがおススメです。




月額1980円でお一人でも、パートナーと一緒でも使えます。


まず一人用を使ってメンタルを整えていきながら、ある時期からパートナーと使うのがおススメです。


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