【専門家監修】更年期の自律神経を根本から整える10の黄金ルール|今日からできるセルフケア
- 高本 玲代
- 2022年11月9日
- 読了時間: 4分
更新日:4月23日

はじめに|自律神経の乱れは「体の声」です
更年期に現れるほてり、動悸、不眠―これらは全て自律神経からのSOSサイン。
女性ホルモンの減少が自律神経の"司令塔"である視床下部を混乱させます。
本記事では、3000人以上の相談実績から得た「本当に効果があった方法」だけを厳選して紹介します。
POINT
更年期の自律神経の特徴:
✓ 交感神経と副交感神経の切り替えが困難に
✓ 些細なストレスで症状が悪化
✓ 生活習慣の微調整で劇的改善が可能
更年期症状には薬などの治療法がありますが、同時に自律神経をどのように整えていくか、ということが大事になってきますので、是非最後までお読みください
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自律神経を整える「3大基本原則」

1. 体内リズムを固定する
起床時間:±30分以内の変動に抑える
食事時間:朝食は起床後1時間以内、夕食は就寝3時間前
光の調整:朝は5000ルクス以上の光を5分以上浴びる
2. 腸内環境を最適化
発酵食品:納豆・味噌・ヨーグルトを毎日2品以上
食物繊維:1日20g以上(ごぼう1/2本分)
水分補給:白湯を1日3回(起床時・午前中・就寝前)
3. 温度管理で深部体温調整
入浴法:38-40℃で10分→20分休憩→5分(計2回)
寝室環境:室温22-24℃・湿度50-60%を維持
専門家が厳選!今日からできる10の具体策

1. 朝の「光×歩行」コンボ
太陽光を浴びながら15分歩く→セロトニン分泌が活発に
2. 食事の「ベジファースト」ルール
野菜→タンパク質→炭水化物の順で食べると血糖値急上昇を防止
3. 黄金の4-7-8呼吸法
[鼻から4秒吸う→7秒止める→口から8秒吐く]を5回繰り返す
4. 就寝前のデジタルデトックス
ブルーライトカットメガネを19時から装着
5. ツボ刺激「内関(ないかん)」
手首の内側から指3本分下―親指で優しく押してリラックス
6. 腸活スープの習慣
キャベツ・玉ねぎ・きのこを煮込んだスープで短鎖脂肪酸を増加
7. アロマセラピー
真正ラベンダー精油をハンカチに1滴→不安時にかぐ
8. 筋膜リリース
脇の下をテニスボールでほぐす→副交感神経が活性化
9. 「書く」ストレスケア
不安なことを紙に書き出し→ビリビリ破く
10. 週2回の「何もしない時間」
30分間ただぼーっとする→脳のデフォルトモードネットワークが整う
避けるべき3つのNG習慣

コーヒーの午後飲み:カフェイン半減期は5-8時間
深夜のSNSチェック:メラトニン分泌が50%減少
過度な我慢:ストレスホルモンが自律神経を麻痺させる
チェックしたい栄養素
マグネシウム:玄米・ナッツ類に豊富(1日270mg推奨)
GABA:発芽玄米・トマトに含有(ストレス緩和効果)
体験談|「10の方法」を実践した女性たち
48歳・主婦Aさん
「4-7-8呼吸法と就寝前のデジタル制限で、3週間で睡眠の質が改善」
<4-7-8呼吸法のやり方>
① 準備をする:楽な姿勢をとり(座位か仰向け)、
舌先を上の歯の裏に触れながら奥歯の噛み締めを緩め、
できるだけリラックスした状態を整えます。
その後、口から「ふぅー」と息を吐ききります。
② 鼻から息を吸う(4拍カウント)
③ 息を止める(7拍カウント)
④ 口から細く息を吐き切る(8拍カウント)
52歳・会社員Bさん
「腸活スープを毎晩食べ始めてから、ほてりが70%軽減」
45歳・自営業Cさん
「週2回の『何もしない時間』を作ったら、イライラが激減」
まとめ|小さな積み重ねが神経を整える

自律神経は「今日整えたから明日も大丈夫」というものではありません。
10の方法の中から、まずは2-3つ選んで3週間続けてみてください。
更年期の自律神経は、生活の「リズム・栄養・温熱」の三本柱で確実に整っていきます。
「完璧にやらなければ」と気負う必要はありません。できる範囲で、ご自身のペースで実践してみてください。
※本記事の内容は医療行為に代わるものではありません。気になる症状がある場合は専門医にご相談ください
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