更年期障害になってやる気が出ない、家事や仕事など何もしたくない、無気力で今までできていたことができなくなった…そんな自分に嫌気がさす…そんな方はおられませんか?
よくあるのが
朝起きるのが辛い
朝からいい天気なのにやる気が起きない
普通に動いているだけなのにだるい
いつもと同じ段取りの仕事や家事に時間がかかる気がする
以前ではありえないミスをする
時間が空いたときふと不安な気持ちになる
料理が億劫で総菜が多くなる
疲れているのに布団に入ってもなかなか眠れない
といったことになります。
こういったお悩みは自治体での講習会をする時の質問やお悩みに一番多い内容になっています。
こちらは、更年期女性向けのメンタルプログラムよりそるを提供し、これまで3000件以上の更年期女性のご相談対応し、NHKのあさイチや日経新聞でもご紹介をいただいた高本が執筆しております。
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<目次>
更年期障害でやる気が出ない・何もしたくない原因やその症状
主な原因は女性ホルモンの低下
女性は年齢とともに4つのライフステージ(思春期・性成熟期・更年期・ 老年期)を経験します。
個人差はありますが50歳前後の年齢で閉経を迎え、この閉経の時期をはさんだ前後10年間(一般的に45〜55歳頃)を”更年期”といいます。
年齢を重ねるごとに卵巣の機能が低下し、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少することでホルモンのバランスが崩れ、心身にさまざまな不調があらわれる人もいます。
ただ、更年期の症状はエストロゲンの減少だけでなく、心理的な要因(仕事や家庭環境など)も複雑に関与するため、個人差が激しく、全身のあらゆる箇所にあらわれます。
女性ホルモンのエストロゲンは、脳内ではセロトニンやノルアドレナリンなど脳内神経伝達物質の正常な働きを守る働きをしています。
これらの脳内物質はどちらも外部からの情報を制御し精神を安定させる働きを持っていて、うつ病ではこれが不足していることがわかっています。
しかし、更年期に入ってエストロゲンが減少することにより、セロトニンやノルアドレナリンの機能も低下してしまうのです。
このことが、更年期症状として「ゆううつ」「イライラする」「やる気が出ない」などのうつ症状やパニック感、不眠に悩む人が増えることに関係すると考えられています。
女性ホルモンの影響は更年期だけではありません。月経前や月経中、また妊娠や出産の時期に精神症状が出られる方もおられます。
それほど女性ホルモンはメンタルに影響を与えるものだと知っておきましょう。
更年期にやる気がでないについての東洋医学による背景
東洋医学において、月経などの生殖機能は『腎』と深く関連しています。
東洋医学では14歳で腎の気が満ちることによって月経(生理)が始まり、49歳で腎の気が衰え閉経を迎えると言われます。
この腎の気が衰える時期に体内の陰陽バランスが崩れ様々な症状が出ることになります。
更年期のだるさに関する症状
多くの方が訴えるのは
すぐに疲れる
倦怠感がひどい
寝ても疲れがとれない
朝起きるのが苦痛
だるくてやる気が出ない
だるい日が何日も続く
といった症状で、時に日常生活や仕事にも影響が出る場合があります。
知っている方では感染症ではないかと疑うほど体がだるく、検査をうけても陰性であとから更年期だとわかった、という方もおられました。
更年期障害の女性ホルモン以外の要因
更年期にさまざまな症状が現れる最大の原因は、女性ホルモンの減少とゆらぎです。それに加えて、なりやすい性格や環境のストレスも影響します。
真面目で頑張り屋、神経質、完璧主義といった性格の人は、更年期の症状を感じやすい傾向にあると言われています。
また、この時期の女性は、仕事や子育て、子どもの巣立ち、介護など環境のストレスも多く存在します。
そうしたストレスが大きいと、更年期の症状が重くなることが知られています。
更年期障害で家事や仕事ができなくなった方の体験談
当社に実際ご相談で寄せられたお悩みの一部です。
このところ何をするのもめんどくさくなり、家事などが手につきません。前までは大好きだった刺繡にも手が付きません。
起き上がるのもおっくうになってしまい、家族からは「さぼっている」と言われて辛いです。
何をするのもめんどくさい…意欲の低下でしょうか?自分自身の人間性の問題なのかと思えて悲しくなります。楽しいことがなくなって、周りの色が灰色になりました
もともと人間関係のストレスを受けやすく、すぐ落ち込むところがありました。ここ最近嫌なことがあったりミスをするとなかなか立ち直れません。朝が本当に辛く感じます。家族には「ちゃんとして」と言われますが反論する元気もありません。
更年期でやる気がなくなり、うつになった方も…そんな方のうつの体験談や更年期うつになる人の共通点はさらに詳しくリンクでご紹介しています。
更年期障害以外の原因も考える
体がだるいからといって必ずしも更年期とは限りません。橋本病やバセドウ病といった、甲状腺の病気が隠れている場合があります。
その場合は内分泌科や耳鼻科でも検査が受けれますが、婦人科でも検査が受けれますので事前に検査対応してくれるか問い合わせてみましょう。
また、メンタル疾患でもだるさが出る場合があります。その場合は先に婦人科を受診した上で、メンタルクリニックを紹介されることがありますのでまずは婦人科を受診するのがおススメです。
メンタル疾患の可能性を言われると拒絶する方が多いのですが、メンタル疾患は脳の機能の低下ですから、自分の弱さとはとらえず、早く受診をして機能を回復させていくという風に捉えていきましょう。
受診までの時間が長引くほど回復も病気が長引く傾向がありますので、注意が必要です。
更年期障害でやる気が出ないの対処法
1.受診する
更年期でだるいの第一選択は受診です。
何科を受診したら良いのか?というご質問をいただく場合がありますが、まずは婦人科や女性外来を受診してみましょう。
更年期の治療法はこちらのリンクにまとめていますので、ご覧になってください。
2.十分な休養を取る
更年期で何もしたくない、やる気が出ないといった日が続いているようであれば相当に疲れがたまっていると言えます。
まずはゆっくり休養が取れるようにしていきましょう。
休むことに罪悪感を持たないこと、自主的に体を休めるように家族や職場での協力を求めていってください。
もし夜になってゆっくり眠れない、ということであれば
更年期最強の不眠対策をご覧になってください。
不眠によりますますやる気が出なくなる、何もしたくなる、という負の連鎖が出ないようにしていきましょう。
3.運動
治療で体調はかなり良くなることが多いですが、それでもどうしても良くならない部分については生活療法などで補っていく必要があります。
まずは受診をして、治療を受けたうえで少し落ち着いたらできる範囲で運動を取り入れていきましょう。
更年期におススメの運動や始め方はリンクでまとめています。
4.食事
バランスの取れた食事をとりましょう。インスタント食品ばかり食べると当然体調は悪くなっていきます。
たんぱく質やビタミン・ミネラルなど不足しがちな栄養素をきちんととっていくことを心がけていきましょう。
ビタミンやミネラルが足りなくなると、必要な栄養素が届きにくくなります。
更年期におススメの食事はこちらのリンクでまとめています。
更年期障害のやる気が出ない、に大事なメンタルケア
更年期で不調になる方、特にメンタルの症状が出てくる方は長年の思考のクセの問題があります。
例えば辛い時に周囲に辛いと伝えて調整ができていますか?
なんとなく「みんな忙しそうにしているから、体調が悪いと言いにくい」と躊躇していませんか?
あなた自身を大切にする選択ができていますか?ありのままの自分を許容できていますか?
こういったことが苦手な方がメンタル不調を訴えられるケースが多分にあります。
これまでの無理が積み重なって今の状況になっているのですから、治療などをうけながら、少しのんびりしながら、再度倒れる事のないよう自分の心のクセを見直し、自分に最良の選択ができる意識の向け方を身につけていきましょう。
こういった心のケアについては無料のWEB講習会も実施しておりますから、興味がある方は、コチラからご登録ください。
開催時にはご案内を差し上げます。
回復への道のりには家族のサポートも重要
あなたがこれまで担っていた部分ができなくなる、ということで家族の支援が必要になってきます。
ところがなぜあなたがこのように体調が悪くなっているのか、またどんなサポートが必要なのかがわからないとパートナーは戸惑ってしまったり不満を募らせてしまうこともあるでしょう。
同時に同世代のパートナーも管理職であったり、仕事が忙しい時期でもあります。中にはまだお子さんが小さい方もおられます。
自分の体調を整え、メンタルが整ってきた段階ではパートナーを上手に巻き込んでいきましょう。
こういったこともよりそるの無料WEB講習会ではお伝えしております。
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