閉経が遅い人の5つの特徴|50歳を過ぎても生理がある女性が知っておくべきこと
- 高本 玲代
- 3月14日
- 読了時間: 4分
更新日:5 日前

「周りの同年代はもう閉経したというのに、私はまだ生理が来る…これって普通?」と不安に感じていませんか?実は、閉経のタイミングには個人差が大きく、早い人では40代前半、遅い人では50代後半まで生理が続くケースもあります。
今回は、閉経が遅い人の特徴や健康リスク、そしてそのメリットについて
更年期女性向けのサービスを行い、これまで3000件以上のご相談を受けていた筆者が、
わかりやすくお伝えします。
こちら動画でもお伝えしております▼
更にこちらではあなたの更年期長引き度の無料診断をプレゼントしております。良かったらお受け取り下さい▼
閉経が遅い人の5つの特徴|あなたはいくつ当てはまりますか?

1. 初潮が早かった(11歳以下)
初潮年齢が早いほど閉経も遅くなる傾向があります。これは卵巣の機能が長く持続するためと考えられています。
2. 出産経験が複数回ある
特に35歳以降の出産経験がある女性は、閉経が遅くなる傾向が報告されています。
3. 適度な体重がある(BMI20-25)
極端なダイエット経験がない、適度な皮下脂肪がある女性は閉経が遅い傾向にあります。
4. 喫煙習慣がない
喫煙は卵巣機能を低下させるため、非喫煙者の方が閉経が遅くなるケースが多いです。
閉経が遅いメリット・デメリット|知っておくべき真実

遅い閉経の3つのメリット
骨粗鬆症リスクが低い:エストロゲンの分泌が長く続くため
肌のハリが保たれやすい:コラーゲン産生が維持されやすい
心血管疾患リスクが低い:女性ホルモンの保護作用が長く続く
注意すべき3つのデメリット
乳がんリスクがやや高い:エストロゲンにさらされる期間が長いため
子宮体がんの可能性:定期的な検診が特に重要
更年期症状の期間が長引く可能性:ホルモン変動の期間が長いため
専門家が教える|閉経が遅い人が今すべき5つの対策
3000件以上のカウンセリングデータから、特に効果的だった対策をご紹介します。
1. 年に1回の婦人科検診を欠かさない
乳がん検診と併せて、子宮体がんの検査も定期的に受けましょう。
2. 適度な運動習慣を維持
週3回の有酸素運動(ウォーキングなど)と筋トレを組み合わせるのが理想です。
3. 大豆イソフラボンを積極的に摂取
納豆、豆腐、みそなど伝統的な日本食がおすすめです。
4. 良質な睡眠を確保
7時間以上の睡眠と、就寝前のリラックスタイムが重要です。
5. ストレス管理を徹底
瞑想や深呼吸など、自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。
こんな症状が出たら要注意|受診すべきサイン
閉経が遅いことは基本的に問題ありませんが、以下の症状がある場合は医療機関を受診しましょう。
生理周期が極端に短くなった(24日以下)
出血量が急に増えた
生理以外の時期に出血がある
強い腹痛を伴う
「年齢的にそろそろかな」と思っても、自己判断で放置するのは危険です。
読者限定特典|更年期長引き度の無料診断プレゼント
この記事を読んでいただいた方に更年期長引き度の無料診断をプレゼント。更に、日々更年期の最新情報も無料でお受け取りいただけますので、是非お受け取り下さい▼
まとめ|自分の体と向き合い、適切な対策を
閉経が遅いことは決して異常ではありませんが、その特徴を理解し、適切なケアをすることが大切です。
3000件以上の女性をサポートしてきた経験から言えるのは、正しい知識を持って対策している人は、更年期をスムーズに乗り越えられるということです。
「私だけ遅いのかな」と一人で悩まず、まずは今日からできる健康習慣から始めてみませんか?今の体の状態を理解することが、健やかな未来への第一歩です。
<参考>日本産科婦人科学会「閉経年齢に関する調査」厚生労働省「女性の健康に関する調査」
「初潮が早いとAMHが低下する?」(松林秀彦 生殖医療専門医)
「生理・生殖要因と乳がん罹患の関連について」(国立がん研究センター)
「閉経が早い人の特徴とは?」(Yoga Journal)
出産歴のない女性は、出産経験者に比べて閉経が早まる傾向があるとされています10。
「早発閉経と早期閉経を理解する:原因、症状、管理」(Miror)
喫煙は卵巣機能を直接損傷し、早期閉経のリスクを高めるとされています(Yoga Journal)
Kommentare