更年期のことについてお話しすると、「閉経時期がわかる計算方法はあるの?」と聞かれることが良くあります。
今日は、フォーブスジャパンやNHKあさイチでもご紹介いただきました更年期女性向けプログラムを提供する「よりそる」代表の高本がこちらについてご説明させていただきます。
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<目次>
閉経とは
「閉経」とは、卵巣の活動性が次第に消失し、ついに月経が永久に停止した状態をいいます。 月経が来ない状態が12か月以上続いた時に、1年前を振り返って閉経としています。
日本人の平均閉経年齢は約50歳ですが、個人差が大きく、早い人では40歳台前半、遅い人では50歳台後半に閉経を迎えます。*1
閉経時期がわかる 計算方法とは
閉経の時期は、閉経が終わってからわかります。先ほどご説明しましたとおり、最後の月経から12か月月経が来なかった場合、さかのぼって初めてわかるからです。
逆に言えば閉経前にいつ閉経が来るか、ということを正確に知ることはできません。
ただ、そろそろ閉経か、ということは血液検査で知ることができます。
年に1回血液中の卵巣のホルモン(エストラジオール)と卵胞刺激ホルモン(FSH)のバランスをみましょう。FSHが上昇し、その後エストラジオールが低下してきて閉経に至ります。
また、日頃から基礎体温を測っておくと、排卵の有無や月経周期が把握できるでしょう。基礎体温データをもって婦人科医に診断してもらうことをおすすめします。
更に、月経不順や無月経などの症状が出る頃には、卵巣機能の低下がかなり進んでいます。原因不明の卵巣機能低下症のほとんどは、それ以前に何年もかけて卵胞の数が減っている期間があり、この間に、血液検査でホルモンの値を調べることで診断できます。
アンチミュラー管ホルモン(AMH)という卵巣から分泌されるホルモンの値を測定する検査で、残っている原始卵胞の数を推測できます。ただし、まったく原始卵胞が残っていないことを確実に判断できる検査は今のところありません。
月経がない人は閉経をどのように判断するのか
子宮摘出後などのように月経により判断できない場合には、ホルモン値「FSH(卵胞刺激ホルモン)値40mIU/mL 以上かつE2 値20pg/mL以下」をもって閉経後と診断されます。
閉経の前兆は何があるのか
医学上閉経の前兆とされるものはありませんが、経験者のインタビューでは下記のような意見があります
①月経周期の乱れ
月経周期が短くなり、その後次第に長くなる、と答える人が多くおられました
②月経量の変化
経血の量が極端に少なくなったり、忘れたころに大量の出血が出た、という方が多くおられました。
更年期 生理ドバドバの過多月経でミレーナを入れた体験ブログというのもリンクにありますので、興味がある方はどうぞご一読ください。
また、閉経の前兆についてお話ししているYoutubeはこちらからご覧いただけます。
更年期の終わりと閉経の終わりは違うのか?
更年期は閉経後5年までと言われているので時期が違ってきます。
医師にインタビュー!更年期終わりのサインについてはこちらのリンクをご確認ください。
閉経が遅い人早い人の特徴
閉経が遅い人早い人の特徴はこちらのリンクでおまとめしています。良かったらこちらをご覧ください。
*1
公益社団法人 日本産科婦人科学会 より
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