更年期の陰部の痛み…原因と対策を専門家が解説(3000件のカウンセリング実績から)
- 高本 玲代
- 5月29日
- 読了時間: 4分

「最近、デリケートゾーンにヒリヒリした痛みやかゆみを感じる…」
「おりものが減って性交痛がつらい…もしかして病気?」
更年期を迎えた40代・50代女性の多くが、こんな悩みを抱えています。
実は、更年期によるホルモンバランスの変化が、陰部の痛みや乾燥を引き起こすことが少なくありません。
この記事では、3000件以上の更年期女性のカウンセリング実績を持つ専門家が、陰部の痛みの原因と自宅でできる対策、病院で受けられる治療法まで詳しく解説。
さらに、この症状の原因の一つと考えられる「萎縮性腟炎(いしゅくせいちつえん)」の見分け方や、市販薬の選び方、生活習慣の改善法など、他では読めない具体的な情報をお届けします。
「この症状、いつまで続くの?」と不安な方は、ぜひ最後までご覧ください。
今あなたの更年期長引き度の無料診断をプレゼント中。更年期の最新情報も日々お受け取りいただけます。是非コチラからお受け取り下さい▼
【更年期の陰部の痛み…主な原因は?】
更年期になると、エストロゲン(女性ホルモン)の減少によって腟や外陰部の組織が薄くなり、潤いが不足しがちに。その結果、以下のような症状が現れることがあります。
✅ ヒリヒリ・チクチクする痛み(特に排尿時や歩行時)
✅ 性交時の痛み(潤滑不足による摩擦)
✅ かゆみや灼熱感(乾燥による刺激)
✅ おりものの減少・腟の狭小化(萎縮性腟炎の可能性も)
「ただの乾燥だと思っていたら、実は炎症を起こしていた…」というケースも少なくありません。
【要注意!「萎縮性腟炎」の症状と見分け方】
更年期の陰部の痛みで特に注意したいのが、「萎縮性腟炎」です。
<萎縮性腟炎の特徴>
✔ 腟壁が薄くなり、出血しやすくなる
✔ 細菌感染リスクが高まり、黄色いおりものや悪臭が出る
✔ 放置すると慢性化し、排尿痛や頻尿につながることも
「腟の乾燥が長引いている」「おりものの状態が気になる」という場合は、早めの対策が必要です。
【自宅でできる!陰部の痛み対策5選】

1. 低刺激の保湿剤を使う
石油系成分を含まない腟用保湿ジェル(ヒアルロン酸や乳酸配合)で潤いをキープ。
2. 通気性の良い下着を選ぶ
化学繊維の締め付けない下着は避け、綿100%のものを選びましょう。
3. 膣内環境を整える乳酸菌サプリ
腟内フローラを整える「ラクトバチルス菌」配合のサプリがおすすめ。
4. セックス時の潤滑油を使用
水性の潤滑剤を使い、摩擦による痛みを軽減。
5. ストレス・冷え対策
自律神経の乱れが乾燥を悪化させることも。半身浴や腹巻きで体を温めて。
【病院で受けられる治療法】
症状が強い場合は、以下の治療が有効です。
✔ ホルモン補充療法(HRT) → エストロゲンを補充
✔ 腟内エストロゲン剤 → 局部に直接塗布
✔ 抗菌剤・抗炎症薬 → 細菌感染がある場合
「市販薬で様子を見ていたけど改善しない…」という方は、婦人科や女性外来で相談してみてください。
【よくある質問Q&A】
Q. 更年期の陰部の痛みは自然に治る?
A. 個人差がありますが、適切なケアをしないと長引くケースも。早めの対策が大切です。
Q. 市販薬でおすすめは?
A. 腟用保湿剤(「フェミニーナ ソフトジェル」など)や低刺激の洗浄液が人気。
Q. 性交痛がつらい…どうすれば?
A. 潤滑剤の使用に加え、パートナーとコミュニケーションを取り、無理のないペースで。
【まとめ】更年期の陰部の痛みは「我慢しない」が鉄則!
更年期の陰部の痛みは、「年のせい」と諦めず、適切なケアで改善できる症状です。
「もしかして私だけ…?」と1人で悩まず、まずは保湿ケアや生活習慣の見直しから始めてみてください。
こちらの記事を読んでいただいた方にはあなたの更年期長引き度の無料診断をプレゼント中。日々更年期の最新情報もお受け取りいただけます。
是非コチラからお受け取り下さい▼
Comments