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更年期の蕁麻疹(じんましん)|「検査は異常なし」でもかゆい…原因・対策・受診の目安を専門家がわかりやすく解説【専門家監修:女性の健康支援の専門家】
「ある日を境に、首や腕に地図のような赤いミミズ腫れが出る」 「夜になると全身がムズムズして眠れない」 「ストレスがかかると一気に悪化する」 ――40~50代の方から、こんな相談が増えています。 皮膚科で検査しても原因アレルゲンが特定できず、抗ヒスタミン薬を飲んでも“ぶり返す”。 結論から言うと、更年期(周閉経期)はホルモン変動・ストレス・皮膚の乾燥など 複数の要因が重なって蕁麻疹が起こりやすい時期 。 アレルギー検査で「異常なし」でも、 マスト細胞(ヒスタミンを放出する細胞)の反応性が高く なり、かゆみや発疹が出ることがあります。 臨床ガイドラインも、蕁麻疹の多くが“マスト細胞が主導する病態”で、原因が一つに特定できないケースが少なくないと説明しています。 PubMed 本稿では、 なぜ更年期に蕁麻疹が増えるのか/家でできる対策/受診の目安/医療での標準的な治療 を、できるだけ科学的根拠に沿ってやさしく整理します。 読み終わるころには、今日から取るべき一歩がクリアになります。 また、実際に効果があった方法なども話した動画はコチラです▼ 2...

高本 玲代
4月18日読了時間: 9分
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