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執筆者の写真高本 玲代

更年期 お正月疲れの予防法と対処法



年末には大掃除、年明けには休みの家族のために毎日食事の準備、など家事で担わなければならない役割が多く、更年期の方はお正月明けには疲れがどっと出る方がおられると思います。


そんな方のためにお正月疲れの予防法や疲れてしまった時の対処法をお伝えします。


文字で読むのが面倒という方はこちらのリンクから音声メディアでお届けしています。


更年期に影響する「変化」



更年期は「変化」に弱くなっています。


子供のころはクリスマス・お正月などは楽しかったですよね。それは自分が「もらう」方だったから。クリスマスならプレゼントをもらう、お正月はおせちを作ってもらう、どこかに連れて行ってもらう、お年玉をもらう…


更に子供のころは疲れたらすぐ寝れば元気になりましたし、体力もありあまっていました。


それが大人になって更年期も重なると寒い時期に掃除をして、クリスマスやお正月の準備をして、子供をどこかに連れて行って、などある種アウトソースすればお金が発生するようなことをやるのが本当に辛くなるのです。


寝ても熟睡できないお年頃になり、疲れもどんどんたまっていきます。


楽しみになる飲酒は暴飲暴食の原因になったり睡眠を妨げる要因にもなるのです。


さて、こうやって書くとだんだん辛くなってしまいそうですし、更年期がひどい方は不安感が増してしまう場合もあるでしょう。


こういったイベントをうまく乗り越えられる人のキーワードは


①受け入れる


②マイペース


になります。


①の受け入れる、というのは年間の中でこういったイベントは数回あり、生きている限りはそういったイベントをこなしていくこともある意味人生のだいご味である、と思うことです。


勿論めちゃくちゃ体調が悪ければ寝込んでいただければ構わないのですが、来年よりはわかいわけですから、可能な範囲で自分も楽しめる形で考えていきましょう。


正月明け、遠出はしないですが、バッティングセンターに行く、ボーリングに行く、初詣に行く、などはすべて私が企画し家族を巻き込みました。


別にゆっくりするよ、私はこのテレビを見るよ、この映画を見に行くよ、でもいいと思います。お正月の中でも自分が楽しめる時間を作っておきましょう。


どうせ限りある人生で必ずやってくるイベントであれば自分が充実できるように企画してみるというのも良いでしょう


②のマイペースですが、あまりにも周りのペースに巻き込まれてしまうと疲れが倍増してしまいます。10あってすべて自分の思い通り、も難しいですが、全て人のペースに合わせるのも辛いものです。


半分くらいは自分のペースを確保できるようにして過ごしていきましょう。また、正月明けは疲れが出やすくなるので、1月2日から徐々に普段のペースに戻していくと正月明けが楽になりますよ。


仮に今とても体調が悪くてお正月を楽しめる状態でないのであれば、ゆっくり休んでください。今のあなたの状況によってやるべき優先順位は変わっています。


固執すると辛くなる



マイペースを頑張りすぎて周囲と衝突してしまうのは辛いですね。そういうときに0-100思考にならないように気を付けていただきたいです。


0-100思考とは二分思考とも呼ばれていて、良い、悪いの両極端な判断をすることです。


自分の考えが正しいか、相手の考えが正しいか、自分の言うとおりにするか、相手の言うとおりにするか、などは極端な考え方で0-100思考と言われています。


どちらかが一方的に正しい、どちらかの言うことを100%聞かなくてはいけない、ということはありません。


お互いの妥協点を見いだせるための行動も必要になってきます。例えばお正月でかけたいあなたとゆっくりしたいパートナー。一緒にでかけたい、となると難しいかもしれませんが、自分だけでかける、でも良いですし、一日は出かけて翌日一日はゆっくりする、などでも良いでしょう。


家族のことはある種交渉事だと思っていますから、お互いが譲歩したと思えるところ、相手に譲歩してもらったと思える部分が両方あれば、関係はうまくいきます。


大事なのは「柔軟性」であり、自分がやりたいことに固執することではありません。


お正月後の疲れについて



正月後に疲れが残ってしまった…なんとなくやる気がでない。これはよくあることです。

海外に来たと思って1週間くらいで体内時計を整えていったり、環境に慣れていくようにしましょう。


お正月明けから元気いっぱい!である方の方がむしろ少ないですから、お正月明けに元気がないことをあまり悲観しないことも大事になってきます。


お正月明けからなんとなくやる気が出ない日が続く、疲れが取れない、という方は

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